期間:2022年01月 - 2022年04月
トーゴ共和国パダペ村で、宮崎アカデミーロータリークラブ、国際ロータリー第 2730 地区が主なドナーとなり、日本トーゴ友好協会(JTFA)、現地 NPO 法人や現地 RC と 協働してクラスルームの建設、井戶掘削、図書寄贈の3つの事業を行った。
本プロジェクト全体の運営は、宮崎大学金岡研究室内に設置した、一般社団法人日本トー ゴ友好協会が、宮崎アカデミーロータリークラブの委託を受けて、現地の運営・管理は NPO 法人リテラルが、ロメ・パールロータリークラブと共同して行った。
2020年9月、東京オリンピックパラリンピック・ホストタウン事業での連携をさらに強化するため、宮崎県日向市・駐日トーゴ大使館・一般社団法人日本トーゴ友好協会との3者による相互協力協定締結式が行われました。式典で発表したトーゴ共和国における教育支援事業の「安全な水供給事業(井戸修復)」「トイレ整備」を現地のNPO法人SDD-TOGO(Laurent Dakey代表)が担当し、「図書寄贈」をNPO法人クラブ・リテラル(Steve Bodjona代表・前駐日トーゴ共和国大使)が担当、2021年5月末に全て終了しました。
総予算は51万円で、ドナーは宮崎県日向市と宮崎アカデミーロータリークラブ(RI第2730地区)、事業の管理は一般社団法人日本トーゴ友好協会と宮崎大学金岡研究室が行いました。
日向市の東京オリンピック・パラリンピック競技大会・ホストタウン相手国である、トーゴ共和国のAVE地区ヘトウィ村に安全な水を供給する目的で井戸1基を修繕しました。それにより約460人の村民は過酷な水汲みから解放され、公衆衛生上安全な水に容易にアクセスが可能となりました。
また、新型コロナの感染防止対策のための手洗い用の水としても使用できることや、村の子供達は水汲みの労働から解放され教育を受ける時間が確保できるなど大きな効果が得られました。さらに、持続可能な開発目標・SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」の達成にも貢献できる事業であったと考えます。